
「富士山に登ってみたい!でも持ち物は何が必要?」
初めての富士登山で「持ち物は何を揃えればいいの?」と悩む初心者は多いですよね。
この記事では、初心者が必ずそろえたい必須アイテムから、あれば便利なグッズ、そして「これは重かっただけ…」と後悔したものまで、体験を交えてご紹介します。
読むだけで「これさえあれば安心!」がわかり、快適で安全に登頂するコツもばっちり。
初めてでも笑顔で富士登山を楽しめるよう、準備のポイントをわかりやすくまとめました。
読んでいただければ、あなたの富士登山もきっと安心して準備できるはず。

リュックを開けたとき「よし、準備完了!」とニヤッとできるように、一緒に持ち物チェックしていきましょう!
初めての富士登山で持ち物が不安なあなたへ

初心者が失敗しやすい「持ち物の落とし穴」
初めての富士登山で一番多いのが「荷物を詰め込みすぎてリュックがパンパン」問題です。
安心のために全部持っていきたくなる気持ちはわかりますが、重さに耐えられず肝心の山頂前でヘトヘトに…なんてことも。
逆に「大事なものを持ってこなかった!」というパターンもよくあります。
防寒着やヘッドライトを忘れると、登山どころか“寒さと暗闇との戦い”になりかねません。これはまるでサバイバル番組です。笑
さらに「普段のスニーカーで登っちゃえ」「カッパで雨はなんとかなるでしょ」という軽いノリも危険です。
足を痛めたり、雨でびしょ濡れになったりすると、一気に登山が修行モードに…。
大事なのは、必須アイテムはしっかり確保しつつ、余計なものは置いていくこと。
持ち物選びは「安全」「快適」「自分に本当に必要か」を合言葉にすれば、初心者でも安心して山頂を目指せますよ!
持ち物選びの基本は「安全」「快適」「個人差」
富士登山の持ち物選びで大切なのは、ずばり「安全」と「快適」、そして「個人差」です。
まず安全。
これがなければ登山はただの我慢大会になってしまいます。
登山靴やレインウェア、防寒着などは絶対にケチらず用意しておきましょう。
次に快適さ。
登山中に「足が痛い」「寒すぎる」となると、せっかくの景色も楽しめません。
そして忘れちゃいけないのが個人差です。
同じ登山でも体力や不安ポイントは人それぞれ。
寒がりさんなら防寒具を多めに、写真好きならカメラをしっかり持参など、自分仕様にアレンジすることが大切です。
要するに「みんな同じリスト」ではなく「自分に合った持ち物」で挑むこと。
それが富士登山を笑顔で楽しむための秘訣なんです!
富士登山の必須持ち物リスト(初心者向けチェック表つき)
絶対に必要な基本アイテム(登山靴・レインウェア・ヘッドライト・ザック・防寒着)
富士登山で初心者が絶対にそろえるべき装備は、次の5つです。
- 登山靴(ミドルカットorハイカット。スニーカー不可)
- レインウェア(上下セパレートのゴアテックスなど防水透湿性のあるもの)
- 防寒着(ダウン、フリース)
- ヘッドランプ(夜間まで行動する予定がない場合でも必須)
- ザック(登山用リュック。30〜40L前後。軽く背負えるもの)
この中でも登山靴・レインウェア・リュックは高価なので、初めての人にはレンタルが便利です。
特に「一度だけ挑戦してみたい」という方は無理に購入する必要はありません。
ただし「これからも定期的に登山をしたい」「やっぱり自分の道具じゃないと気分が上がらない!」という人は、長く使えるマイギアをそろえるのもいいですね。
一方、ヘッドランプと防寒着は必ず持参を。
富士山の山頂は真夏でも冬のように冷えるので、ダウンやフリースを忘れると震えながらご来光を見る羽目に…。
装備は“安全と快適”のための投資と思ってくださいね。
富士登山に必須の服装と防寒対策
富士山は昼と夜の寒暖差が激しいので、服装はとても重要です。
特に速乾性の肌着、着替え一式、靴下は忘れずに準備しましょう。
私は運動習慣があるので、少し動くだけで汗をかきやすい体質です。
バスが渋滞で遅れて時間に余裕がなかったので急いで登っていたため、Tシャツ1枚で登ってもザックを背負った背中はすぐに汗でびしょびしょに…。
山小屋や山頂に着いてすぐに防寒着を着ても、ブルブル震えてしまいました。
寝る前に汗を拭いて着替えたけど、一度冷えた体はなかなか温まらず、寒くてなかなか寝付けませんでした。
汗や雨で濡れたら、可能ならすぐに汗を拭き着替えてから防寒するのがベスト。
時間に追われて急ぎすぎると汗をかいてしまうので、登山は休み休み、なるべく汗をかかないように余裕を持つことが大切です。
夜間登山(ご来光登山)に欠かせない装備

ご来光を山頂で迎える夜間登山は、とても特別で感動的な体験です。
暗い山道を歩くため、まず必須なのがヘッドライト。
電池式は重さに注意、充電式はうっかり充電切れに注意です。
私はモバイルバッテリーを持参して、スマホもライトも同時に救済しました。
山頂は想像以上に冷え込むので、防寒用の手袋や帽子、ネックウォーマーがあると快適です。
指先や首回りを守るだけで、体感温度が全然違います。
さらに安心グッズとしてエマージェンシーシートもおすすめ。
いざという時の保温に役立ちますし、音がしないタイプを選べば、シャリシャリ音で周りから「ポテチ開けた?」と思われずに済みますよ。
初心者が忘れがちな小物アイテム
登山の必需品は意識していても、小物は意外と忘れがちです。
以下に忘れやすい小物を感想付きで箇条書きにしてみました。
- ゴミ袋(ゴミは全て持ち帰り)
- 小銭(トイレは1回200〜300円。ペイペイで支払いできる場所もあったが数が少ない)
- 地図(スマホに公式アプリダウンロードがおすすめ。コースを外れたら教えてくれる機能あり。アプリ使用による充電の減りは多くなかった。)
- サングラス(眩しさで疲れやすくなったり、風除けや砂よけにもなる)
- 日焼け止め(気になる人は)
- ファーストエイドキット(慣れない登山靴でマメができたり、転んで怪我をする可能性あり。私はマメがつぶれて痛すぎて断念が頭をよぎったけどバンドエイドを厚めに巻いてなんとか歩けた)
- 健康保険証のコピー(いざという時のために)
- タオル(汗拭きや枕カバーに)
- 防水バッグ(ザックの防水性だけでは中まで浸水の可能性あり。防水バッグに入れておくと安心。ビニール袋だとシャリシャリ音が気になるので注意。山用の防水バッグあり。モバイルバッテリーなどはジップロックなどでもOK)
あると安心・便利な持ち物
体調管理を助けるもの(頭痛薬・酸素缶)
富士山では空気が薄くなるので、酸素缶があると少し安心できます。
私は事前に買って背負っていきましたが、軽いのに大きいのでザックの中で場所を取って邪魔に感じました。
山小屋で購入すると値段が高いからといってケチると痛い目に合いますね。
ただ、高山病になりやすいかどうかは行ってみないとわからないので、安心のお守りで持っていくのもアリです。
自分の体質や荷物の量と相談しましょう。
また、慣れない環境で頭痛や体調不良になることもあります。
頭痛薬を持っていけば「いざ」という時に安心です。
私は少し頭が痛い感じがしたけど、頭痛薬と酸素缶を持っていたおかげで落ち着いて登れました。
持病がある人は、普段飲んでいる薬も絶対に忘れずに。
富士山では「まあ大丈夫だろう」が通じません。
小さな薬一粒で安心感が段違いなので、ぜひ準備しておきましょう。
行動をスムーズにするもの(トレッキングポール・モバイルバッテリー)
富士山の下山は登り以上にきつく、急な勾配で膝に負担がかかります。
私は何度か転んで「土とお友達」になりましたが、トレッキングポールがあれば安定感が全然違います。
転倒防止にもなるので初心者には特におすすめです。
ただし、ポールは意外と値が張るので、まずはレンタルから試すのが安心。
使ってみて「これは手放せない!」と思ったら購入でも遅くありません。
私はレンタルもケチって持参しなかったので、下山がとてもつらかったです。
また、夜間登山ではスマホもライトもフル稼働するため、モバイルバッテリーが必須です。
登山中にバッテリーが切れると、ただの暗闇ウォーキングになってしまいます。
というか、足場が悪いのでめちゃくちゃ危険です。
小型で軽量のものを選ぶと快適ですよ。
女性におすすめの持ち物(メイク・歯磨き・ケア用品など)
山小屋の仮眠スペースは真っ暗で、トイレに鏡や化粧スペースもありません。
私は仕切り付きの山小屋でしたが、ライトをつけると眩しすぎて周囲に迷惑と思い、結局メイクはできず化粧水と日焼け止めだけで過ごしました。
どうしてもメイクしたい人は仕切り付きの山小屋を選び、コンパクトな女優ミラーを持参するのも一案。
ただし荷物が増えるので覚悟が必要です。
歯磨きは飲料水を使い、吐き出しは山小屋前の山の端へ…というちょっとワイルドなスタイル。
歯磨き粉は使用OKでした。
快適に過ごす工夫としては、耳栓やアイマスクがあるとぐっすり眠れます。
さらにタオルやウェットシートで汗を拭くだけで気分もリフレッシュ。
速乾性のインナーや靴下を着替えると「もう一泊できそう!」と錯覚するくらい快適になりますよ。
荷物を軽くするコツと不要な持ち物
山小屋で買えるもの・レンタルで済ませられるもの
山小屋には飲み物や軽食だけでなく、服や杖など「ほぼ何でもあるの!?」という品揃えにびっくりしました。
ただ、杖も売っていて思い出にもなりますが、持ち帰りが意外と面倒なので、正直レンタルの方が身軽でおすすめです。
登山用品の中でも、登山靴やザック、ストック、レインウェアのように高価なものはレンタルが賢い選択。
特に初心者は「次いつ使うかわからない」問題があるので、まずはレンタルで試してから購入を考えても遅くありません。
私も最初は全部そろえようとして財布が震えかけましたが(笑)、レンタルをうまく活用したおかげで荷物も費用もぐっと軽くなりました。
レンタルをうまく利用すれば、初心者でも無理なく富士登山を楽しめますよ。
実際に不要だった持ち物とその理由
私の一番の失敗は、食料と水を詰め込みすぎてザックが重すぎたこと。
富士登山経験者のブログや動画を真に受け、行動食を山ほど持参したのに、ほとんど食べませんでした。
水も500mlのペットボトル1本で十分で、しかもスポドリの甘さで食欲ダウン。
さらに登山中は高所の気圧低下で起こる「お腹が張る」現象(高山病の一種「HEYふ」)があり、体が食べ物を受け付けませんでした。
私は普段ランニングをして食欲旺盛な方ですが、それでも余らせる始末。
結局、重たい荷物のせいで肩や腰にダメージが…。
ガイドさんの「リタイアの原因は荷物の重さ」という言葉が身にしみました。
あと、化粧道具も無駄でした。
山小屋は暗くてメイク直しどころじゃなく、結果ノーメイクで開き直り(笑)。
ポイントは「足りなければ現地で買う」と割り切る勇気です。
初心者向けの持ち物準備アドバイス
登山準備で一番怖いのは「うっかり忘れ物」。
そんな時に便利なのが、シンプルなチェックリスト。
リストを見ながら「持った?持ってない?」を確認するだけで、忘れ物ゼロにぐっと近づきます。
特に初心者は、経験者の例を参考にすると安心。
私も最初は心配で詰め込みすぎましたが、持ちすぎても歩くのが辛くなるので注意。
チェックリストは「必須」と「あると便利」を分けて使うのがおすすめです。
それでは、これまでに紹介した初心者の富士登山の持ち物を以下にまとめますので、チェックリストとして活用してくださいね。
- 登山靴(ミドルカットorハイカット。スニーカー不可)
- レインウェア(上下セパレートのゴアテックスなど防水透湿性のあるもの)
- 防寒着(ダウン、フリース)
- ヘッドランプ(夜間まで行動する予定がない場合でも必須)
- ザック(登山用リュック。30〜40L前後。軽く背負えるもの)
- ゴミ袋(ゴミは全て持ち帰り)
- 小銭(トイレは1回200〜300円。ペイペイで支払いできる場所もあったが数が少ない)
- 地図(スマホに公式アプリダウンロードがおすすめ。コースを外れたら教えてくれる機能あり。アプリ使用による充電の減りは多くなかった。)
- サングラス(眩しさで疲れやすくなったり、風除けや砂よけにもなる)
- 日焼け止め(気になる人は)
- ファーストエイドキット(慣れない登山靴でマメができたり、転んで怪我をする可能性あり。私はマメがつぶれて痛すぎて断念が頭をよぎったけどバンドエイドを厚めに巻いてなんとか歩けた)
- 健康保険証のコピー(いざという時のために)
- タオル(汗拭きや枕カバーに)
- 防水バッグ(ザックの防水性だけでは中まで浸水の可能性あり。防水バッグに入れておくと安心。ビニール袋だとシャリシャリ音が気になるので注意。山用の防水バッグあり。モバイルバッテリーなどはジップロックなどでもOK)
- 速乾性の肌着、着替え一式、靴下
- 防寒道具(手袋・帽子・ネックウォーマー)
- 頭痛薬・常備薬
- モバイルバッテリー(小型・軽量)
- 水・行動食(あなたの必要量に合わせて)
- 携帯電話
- エマージェンシーシート
- トレッキングポール
- ゲイター(靴の中に砂や小石が入りにくい・スボン裾が汚れない)
- 歯ブラor歯磨きシート
- 耳栓・アイマスク
- タオル・体拭きシート
- ティッシュ・ウェットティッシュ
- リップクリーム(けっこう空気が乾燥してます)
- メイク道具(女優ミラーがあればメイクできるかも)
- 酸素缶
- スキンケア用品(化粧落としシート・化粧水・保湿クリームなど)
- ヘルメット・マスク・ゴーグル(安全が気になる人)
富士登山の公式サイトでも確認してくださいね。
富士登山にかかる装備の費用感を知っておこう
富士登山って道具や山小屋代など「いくらかかるの?」と気になりますよね。
私の場合をざっくり計算してみたら、一人あたり36,453円でした(電車代・食事代は別)。
内訳は、まず2025年から全ルートで必要になる通行料・入山料が4,000円。
装備は「選べる3点セット」のレンタルで9,153円。
さらに山小屋泊や下山後の温泉つきバスツアーで22,300円。
トイレ代が1,000円ほどで合計額に。
ちなみに登山道具を全部買うと数万円〜十数万円は軽く飛ぶので、初心者はレンタルがおすすめ。
買うか借りるかは「今後も登るかどうか」で判断するとムダがありません。
アクセス方法や宿泊スタイルで多少前後しますが、大まかな費用感を知っておけば資金計画も安心。
財布の準備も登山準備のひとつですよ。
まとめ:持ち物は「基本セット+自分に合わせる」が成功の秘訣

初心者に必要な持ち物は「自分に合わせた調整」が大事
富士登山の持ち物は、基本のセットはみんなほぼ同じ。
でも大事なのは「自分に合わせて調整すること」です。
例えば私は動くと暑がりなので、薄着でも動きすぎて汗をかいてしまい、登山後一気に寒くなって震えるという失敗をしてしまいました。
逆に動いても全く汗をかかない体質の人は、厚手の服や手袋がさらに必要です。
荷物の重さや使う頻度も人それぞれ。
余分な物を減らして、必要な物はしっかり持つ。
このバランスが登山を快適にする秘訣です。
不安をなくして富士登山を安心して楽しもう!
富士登山は初めてだと不安がいっぱいですが、持ち物をしっかり準備すれば安心です。
レンタルや山小屋購入も上手に活用すれば、費用も荷物も軽くなります。
チェックリストを活用して忘れ物ゼロを目指しましょう。
「これで安心!」と思える持ち物と自分だけの調整で、初めての富士登山も後悔なく楽しめます。
これで準備はバッチリ!
あとは笑顔で山頂を目指すだけ。
…ちなみに私の失敗談は背中汗びっしょりですが、笑い話に変えて楽しんでくださいね。
さあ、準備万端で山頂の絶景を迎えに行きましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました♡

それでは、今回はこの辺で!😊


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